結論に達し得ない結論

第2講 S-13

 前回、ともすれば不毛とも受け取れる話をしていた。前回の内容を纏めるならば、前回のタイトルである『言葉を言葉で集約する』となる。当然これも例外なく、前回の話と一致する。つまり、言葉の集積物を言葉によって纏めている、ということだ。

 さて今回は、『S-11』で示した「「言葉」を「知る」」その過程について記す。そもそも、未知を既知にする方法は3つある。1.未知の言葉とその意味を知ったとき、2.既知の言葉の新しい意味を知ったとき、3.既知の説明文を集約する未知の言葉を知ったとき、の3つである。

 まず1つ目であるが、これは分かりやすいであろう。学校で取り組まれている学習のひとつが、将にこのことを指している。その過程は、知らない言葉を見聞する、辞典・辞書でその意味を調べる、これにより「言葉」とその「意味」を結びつけて捉える、また、意味に知らない言葉があれば、さらにそれを調べる。当然、最後には「理解」或いは「記憶」とよばれることをする必要があるが、これによって人間は「言葉」を「知る」のである。

 2つ目、3つ目については次回としよう。

 

雑談

 今回をもって今年最後の記事とする

 読者数は本当に少ないであろう、否、実はいないのかもしれない

 しかし、目的は書くことにあり、目的は自己のみに向けられているのだ

 

 予定していた通り、今年中に『S-13』まで書いた

 これの意味については、またいつか