小さな歩幅で前進する

第2講 D-13

 前回の記事に御二方がリアクションをしてくださった。きっと、タグで引っ掛かったのだろう。御二方ともに株式投資をなされている様子で、かなりの経験値があると見える。加えて、ブログも長年に渡っての積み重ねがある。

 両氏についての素性や具体的な人物像は知り得ないが、このような方々にリアクションを頂けたことは喜びとなった。これは、初心者かつ若輩である身の特権と言えよう。

 さて、本題に入るが、まずは記録をする。

○記録(6月27日~7月1日)

1日 小売業 1,640円 100株 売 (164,000円)△11,500円

1日 電気・ガス業 1,130円 100株 買 (113,000円)

 

 小売業の売りは6月6日に買ったものである。1か月近く保有してしまったのは、株価が思ったよりも上がらなかったからである。ならば早々に見切りをつけて売れば良かったのではないか、との考えもあるが、明確な損益確定の基準を持っていないため、それができない。このことがいずれ、大きな足かせとなると思われる。売るタイミング、特に損益での売るタイミングの基準を早めに設けた方が良い。

 一方で、今回の小売業の売りのタイミングは好ましかったように思う。この日の高値に近い株価で売ることができた。

 反省点としては、1日に買った電気・ガス業だ。またしても、明確な基準を持たないで買ってしまったのである。しかし、ゴールデンクロス後とあって期待はしている。この日の高値と安値の差が大きく、現状としては如何ともつかない。買うタイミングにしても、少々高めの株価であったように思える。一度反省したはずの「明確な基準がないこと」を再びしてしまったことは、自己を律することでしか改善はできない。

○評価

 保有株式時価総額は、損益の状態で今週を終えた。もっとも芳しくないことは、1日に買った株さえも損益であることだ。熟慮が足りていない、それ以前に、情報が不足している。加えて、情報を得る努力をしているようには思えない。

来週へ

 ここまで見てきて、問題を様々抱えているのが分かる。しかし、天无の本業は大学にある。ここはどうしても外せないのだ。前回の『雑記』に記したことを一読すれば明らかだが、学業以外にはほとんど読書しかしていない。それでも、時間が、否、やる気が不足している。

 必要なのは、時間以上にやる気だ。来週、何かしら改善されることを期待する。