損失は何を教えたのか

第3講 H-6

 今までにない損失を出した8月10日。もし今後も株式投資を続けていれば、この日はきっと一つの分岐点になるだろう。

○記録(8月8日ー12日、11日は山の日のため休場)

8日 電気機器 2,040円 100株 買 (204,000円)

8日 その他製品 1,135円 100株 売 (113,500円)▼6,500円

8日 金属製品 1,970円 100株 買 (197,000円)

8日 卸売業 2,340円 100株 売 (234,000円)△4,000円

9日 電気機器 1,445円 100株 売 (144,500円)△18,000円

9日 情報・通信 1,730円 100株 買 (173,000円)

9日 電気機器 2,095円 100株 売 (209,500円)△5,500円

9日 医薬品 1,160円 100株 買 (116,000円)

10日 電気・ガス業 2,620円 100株 売 (262,000円)△10,000円

10日 情報・通信 1,130円 100株 売 (113,000円)▼60,000円

10日 医薬品 3,660円 100株 買 (366,000円)

○評価

 言わずもがな、9日に買った情報・通信を翌日の10日に売り、(自己の中では)大損を出してしまった。損益確定ができたことは良いが、それ以上に、この銘柄を買ってしまったことが大きな間違いである。60,000円。10日の電気・ガス業までの利益総額が、96,000円。これがたった一つの銘柄、一つの誤りで36,000円になった。

 10日のほどの、損益確定した時のほどの落ち込みはもうない。むしろ、良い学びとなったし、教訓にもなったと思う。次は、この学びや教訓をどのように活用するかだ。活用できたときに、本当の学びとなるであろう。

60,000円

 別に、この損益をこじらしたいわけではない。この金額にはつながりがあると感じるのだ。まずは、損益の60,000円。次に、数日後、宿泊するのだがその費用が概ね60,000円。そして、持ち合わせの現金紙幣の総額がちょうど60,000円。

 偶然すぎる一致だ。だからそう、この損益の60,000円は、旅費になったのだと思えば、それでよいであろう。現状、お金に困っているわけではない。

 以前よりも確かに学んだ。考えなければならない、向き合わなければならない、決断しなければならない。