2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

音のある静寂をもって

第9講 H-8 今回は、なんというのか、失念ではない。失っていたのは気力である。 時間もないため、一言で済まそう。 音のある静寂をもって、今回とする。

進めなくとも退歩せず

第9講 H-7 またしても失念していた。つまり、これはそれほど重要ではない、もはや少しも重要ではないということの表れなのだろうか。最近は、忙しくないはずなのに忙しいふうを装って、何もないはずなのに何かあることを装っている。 もともと何もなかった…

例えば今があるように

第9講 H-6 本来であれば、昨日に書いて投稿すべきだったが、完全に失念していた。たとえ失念していても、それによって困る人は一人もいないのだから、どうなろうがどうでもよいのかもしれない。しかし、本人にとっては、考え直すべき事案である。なぜなら、…

たまには呟いてみたい

第8講 H-5 そうか、そうだったのか。 彼は一言、つぶやいた。昭和の一時代に起こった、無気力・無関心・無責任の三無主義は、まさに自分のことを、自分の理想にかなり近いことを示していたのだ。自分の発想など、そのほとんどは古人がすでに見つけている。…