2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

つごもりおおつごもり

第11講 S-12 数字が一つずれている。これは致し方ないことなのか、それともどこかで間違えているのか。もはや、どちらでも、なんでもよいであろう。これは、放擲ではない。語彙力の欠如というべきか、多少の表現力しか持ち合わせていないと、文章にする量も…

生命は受け身からなる

第11講 S-11 生み出されたものと消えゆくもの。この対比の一文から始まると、これについて書かれるのだと感じるが、そんなことはない。ここで注目したのは、「生み出される」である。 受け身になってはならない、受け身ではなく能動的であるべきだ、などと言…

時間の流れは一定では

第11講 S-10 時間の流れは一定ではない。そもそも、「時間」という「概念」自体が、「人間」が生み出した「存在」である。意図がはっきりしない鍵括弧で言葉を囲っているが、単語に付された鍵括弧には、二つの性質がある。 一つは、何かから引用した場合であ…

待つことなくあるなし

第11講 S-9 分かっている。そのことが無駄であることを。知っている。そのことが無益なことも。しかし、それをしている。堕落へ進んでいるのである。「律せよ」とまでは言わないが、せめて、為すべきことを為す努力はすべきであろう。 一日は刻々と進み、気…