2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉の具体化と抽象化の考

第2講 C-4 前回の終わりに、「次回は一端まとめに入る」としたが、前回の具体例をもう少し提示する。 前回、「既知の説明文を集約する未知の言葉を知ったとき」について「叉手」という言葉を導きながら説明した。しかし、これは何も辞典や辞書に掲載されて…

既知を集約する未知の言葉

第2講 C‐3 今回は、「言葉を知る」具体的方法の3つ目である「既知の説明文を集約する未知の言葉を知ったとき」について説明する。例によって例を挙げよう。 蛇足だが、その例を20分程度探していた。ようやっと見つけた。 例えば、「彼は両手の指と指を組…

既知の言葉の未知の意味

第2講 C-2 前回の続きである。「言葉を知る」具体的方法の2つ目は、「既知の言葉の新しい意味を知ったとき」である。例として「都合」を挙げる。この言葉の意味を調べると、物事に影響を及ぼす事情、具合の良し悪し、やりくりすること、と記されている。こ…

去年と今年の架け橋に

いままでを振り返る 昨年9月13日、十九歳を機に記事の投稿が始まった。9月の記事1つを除いて、ここに記述されている内容は、専ら「言葉について」である。人間は「言葉」を発見し、活かしたことで「言葉を持つ」生命体になり得た。これは紛うことなき事実…