2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

時間がないようである

第12講 C-7 いつ以来だろうか、金曜日にこれを書いている。今日は天皇誕生日で祝日のため、時間が取れているのだろう。 前回は、最低限を最大限に生きる事例として食事を取り上げ、その時間的な見方を説明していた。今回は、これの続きである。 人は、さらに…

時間があるようでない

第12講 C-6 思考の深化。普通の生活をする上では必要のない、余計な思考。最低限を最大限に生きる術。それは認識である。物事を知り、本質や意義などを理解し、これを日常に還元する。生きる術のどこに「思考の深化」が生まれるのだろうか。 最低限を最大限…

重要かつありきたりな

第12講 C-5 日々を繰り返す。これを日常という。前回も日常について記したが、やはり考えることは、日常が如何に重要かつありきたりなのかである。重要かつありきたり、この矛盾するような表現は、無矛盾でもある。 重要、何かのことにつけ、事情や状況がさ…

日常と非日常の境目に

第12講 C-4 日常は繰り返しであり変化に乏しい。しかし、この日常があるからこそ非日常があるのだ。非日常に何を思うかは人それぞれだが、たいていは日常にはない体験や経験を得ることが多いだろう。日常に対して非日常という言葉を用いているのだから、これ…