2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

課題と余談と月末の今

第9講 H-13 課題は様々ある。大別すると、誰かから与えられた課題と自ら生み出した課題の2つがあろう。現状、前者の課題が大きく圧し掛かっている。 すなわち、誰か、人や機関、つまりは、先生や大学から与えられた課題があるのだ。こうして、多少の思考を…

気づけば3年目に入る

第9講 H-12 例えば、「今がある」と錯覚するように現状を見つめている。今も現状も似たような言葉ではあるが、両者には明確な違いがある。それは、時間か状態かである。今というのは時間としての地点を指している。一方で、現状はその今の時点の状態を指し…

人は受け身に流される

第9講 H-11 人は受け身に流される。つまり、何かを生産するよりも消費する方に進んでしまうのだ。なぜなら、楽だから、考えなくてよいから。そのようにして、コンテンツの場合は、生産量を圧倒的に上回る消費がなされているのだろう。コンテンツというのは…

飽和状態の現代社会に

第9講 H-10 いつの日からか、この『常自語』は株式投資の記録ではなくなっている。それはなぜか。一つには、停滞があるだろう。株式投資の結果が芳しくない、その上で、芳しくないことから目をそらし、逃げようとしている。もはや、逃げている。もう一つの…

存在は視認からなのか

第9講 H-9 文章を書くこと、これが仕事の人もいれば趣味の人もいる。世の中は言葉に溢れ、言葉は文章となる。『常自語』は今月で3年目に入るのだが、いままで書いてきた文章はどれほど読まれたであろうか。シュレディンガーの猫のように、観測されなければ…