2023-01-01から1年間の記事一覧

つごもりおおつごもり

第11講 S-12 数字が一つずれている。これは致し方ないことなのか、それともどこかで間違えているのか。もはや、どちらでも、なんでもよいであろう。これは、放擲ではない。語彙力の欠如というべきか、多少の表現力しか持ち合わせていないと、文章にする量も…

生命は受け身からなる

第11講 S-11 生み出されたものと消えゆくもの。この対比の一文から始まると、これについて書かれるのだと感じるが、そんなことはない。ここで注目したのは、「生み出される」である。 受け身になってはならない、受け身ではなく能動的であるべきだ、などと言…

時間の流れは一定では

第11講 S-10 時間の流れは一定ではない。そもそも、「時間」という「概念」自体が、「人間」が生み出した「存在」である。意図がはっきりしない鍵括弧で言葉を囲っているが、単語に付された鍵括弧には、二つの性質がある。 一つは、何かから引用した場合であ…

待つことなくあるなし

第11講 S-9 分かっている。そのことが無駄であることを。知っている。そのことが無益なことも。しかし、それをしている。堕落へ進んでいるのである。「律せよ」とまでは言わないが、せめて、為すべきことを為す努力はすべきであろう。 一日は刻々と進み、気…

広大な海にふたつの星

第11講 S-8 前の記事にスターが付いていた。いつ以来だろう、まったく思い出せないほどに昔であることは分かる。ほとんど一方通行の中で、このようにしてリアクションがあることはとても有難いことである。 さて、スターを付けてくれた方を、そのブログにあ…

色々あるさ色々とある

第11講 S-7 何かを変えるべきだろうか。そもそも、これに方向性などないのだから変えようがない。まずは、何を書き記すのかを明らかにする必要があろう。 今年も残り1か月半を切っている。どんな一年間だったろうか、と回顧するにはまだ早いのかもしれない…

ただつらつらと連ねる

第11講 S-6 またこうして、忘却している。何を忘れていたのかは、これである。 休日になると、自室に独りでいると、ふと思う。世界はたった一人の人間に干渉することはない。同時に、一人の人間が世界に干渉することはできない。端的に言えば、人がどうなろ…

堕落ゆえの結果でない

第11講 S-5 先週は、今年度でもっとも御多用な土曜日であったと思う。それゆえ、と言い訳がましくはあるが、書くことができなかった。そんな時はたいてい、翌日の日曜日に書いたのだが、土曜日に引き続き日曜日においても、「今年度でもっとも御多用な」日…

何であろうかこの感覚

第10講 S-4 完全に失念していた。解せないにもほどがある。これは言いすぎか。ここで一つ、発想してみよう。 ご多用に過ごしていたゆえに忘れたとは言えないだろうか。例えば、今日である。今日は特に予定がない、さらにいえば外的な要因での時間の縛りがな…

中身と外身とその狭間

第10講 S-3 文章を書く。これがなんたることか、むつかしい。出来事や場面、思考や主張、脳内で作り上げたものを言葉に変換して出力する。なんたる難しさか。 ただ駄弁を連ねるだけならば、ほとんど延々と書くことができるだろう。しかし、だれかに読ませる…

世界の観測者の一側面

第10講 S-2 10月に入り早くも2週間が経ようとしている。 何がしたいのか、何を為したいのか、どうありたいのか、こんなことを時々問う。 答えは分かっているのだ、しかし、それをここに書くことはできない。 なぜなら、それは今の行いを否定することになる…

再び課題と時間の経過

第10講 S-1 3年目にして「第10講」までになった。今まで書いてきたことを大まかに確認すると、はじめは「言葉と言語」の議論をおこない、つぎに「株式投資」の記録をするよになった。現在は、停滞期のような間隙のような傾向で、つらつらと、ではなく、だら…

課題と余談と月末の今

第9講 H-13 課題は様々ある。大別すると、誰かから与えられた課題と自ら生み出した課題の2つがあろう。現状、前者の課題が大きく圧し掛かっている。 すなわち、誰か、人や機関、つまりは、先生や大学から与えられた課題があるのだ。こうして、多少の思考を…

気づけば3年目に入る

第9講 H-12 例えば、「今がある」と錯覚するように現状を見つめている。今も現状も似たような言葉ではあるが、両者には明確な違いがある。それは、時間か状態かである。今というのは時間としての地点を指している。一方で、現状はその今の時点の状態を指し…

人は受け身に流される

第9講 H-11 人は受け身に流される。つまり、何かを生産するよりも消費する方に進んでしまうのだ。なぜなら、楽だから、考えなくてよいから。そのようにして、コンテンツの場合は、生産量を圧倒的に上回る消費がなされているのだろう。コンテンツというのは…

飽和状態の現代社会に

第9講 H-10 いつの日からか、この『常自語』は株式投資の記録ではなくなっている。それはなぜか。一つには、停滞があるだろう。株式投資の結果が芳しくない、その上で、芳しくないことから目をそらし、逃げようとしている。もはや、逃げている。もう一つの…

存在は視認からなのか

第9講 H-9 文章を書くこと、これが仕事の人もいれば趣味の人もいる。世の中は言葉に溢れ、言葉は文章となる。『常自語』は今月で3年目に入るのだが、いままで書いてきた文章はどれほど読まれたであろうか。シュレディンガーの猫のように、観測されなければ…

音のある静寂をもって

第9講 H-8 今回は、なんというのか、失念ではない。失っていたのは気力である。 時間もないため、一言で済まそう。 音のある静寂をもって、今回とする。

進めなくとも退歩せず

第9講 H-7 またしても失念していた。つまり、これはそれほど重要ではない、もはや少しも重要ではないということの表れなのだろうか。最近は、忙しくないはずなのに忙しいふうを装って、何もないはずなのに何かあることを装っている。 もともと何もなかった…

例えば今があるように

第9講 H-6 本来であれば、昨日に書いて投稿すべきだったが、完全に失念していた。たとえ失念していても、それによって困る人は一人もいないのだから、どうなろうがどうでもよいのかもしれない。しかし、本人にとっては、考え直すべき事案である。なぜなら、…

たまには呟いてみたい

第8講 H-5 そうか、そうだったのか。 彼は一言、つぶやいた。昭和の一時代に起こった、無気力・無関心・無責任の三無主義は、まさに自分のことを、自分の理想にかなり近いことを示していたのだ。自分の発想など、そのほとんどは古人がすでに見つけている。…

どうこうしようという

第8講 H-4 今月もあとわずかになった。 なんだろうか、変化はしている、だが、成長はしていない、この感覚。消費にばかり時間を費やし、生産することを、生産する努力をしていない現状。生きる以上に、生きることが大変なのである。とりあえず、いつも通り…

修飾は想像を制限する

第8講 H-3 本来的には何もないのだが、現在、いくつかの問題を抱えている。これを解決すべきか否かは分からない。またも「分からない」で片づけてしまうのは、いよいよ語彙力とか思考力とか以前に、やる気があるのかを疑うべきであろう。何か事を為すには、…

少しばかり深みを出す

第8講 H-2 時間はどこから来ているのだろう。これを考えると、如何に人間が創造しているのかが分かる、つまり、本来的には何もなかった状態から、言葉を生み出し、無きものに名称を与え、有るものへと変化させた。概念を生み出した。人間、恐るべし。 ここ…

読まれない文字はどこ

第8講 H-1 なんというかこの、進まない感じ、変化しない感じ。それすらも、受け入れているのか拒否しているのか、分からない。何が何なのか。誰も読まない文章を書いていても、仕方ないであろう。この感覚を、この思考を、どう文章化すればよいのか、どのよ…

ありきたりを写し取る

第8講 D-13 最近、自問した。何を欲しているのか。答え。自力で稼ぐ力を欲している。つまり、お金や金銭が必要なのではなく、それを得られる力が必要なのである。結果として、お金や金銭を得ることになるのだが、これは付加価値あるいは副産物と言えよう。 …

あるようでなくもなく

第8講 D-12 先に終わりの話をすると、今月の投稿は今回が最後になるであろう。日が経つのは本当に早い。「日が経つ」、なぜか「日経」と表現したくなるワードであった。とにかく、そんな日々であっても動くことが前提なのだ。止まることが許されていないわ…

言うは易く行うは難し

第8講 D-11 あらゆる指標が上昇している、続伸している。その波にいまいち乗れていない。短期すぎるのか、短期的で余計な動きが多いのかもしれない。大抵なすべきことは同じである。状況分析から改善をして、実行する。言うは易く行うは難し。 ○記録(6月1…

日常がありありとある

第8講 D-10 物事はそう易々と上手くいくものではない。こんなこと実感する以前に分かることであるが、実感すればなおのことだ。簡単ではつまらないだろうし、難解すぎると手を付けられなくなる。おそらく、このバランスが大事なのだ。自分にとって何がバラ…

良い時ほど警戒すべき

第8講 D-9 市場は活況である、活況だと思う、活況だと感じる。徐々に断定から推量に変わっているが、活況であることは疑いないであろう。ただし、だからといって利益が得られるわけではないのだ。全体と部分は違うため、全体が良くても部分が良いとは限らな…