広大な海にふたつの星

第11講 S-8

 前の記事にスターが付いていた。いつ以来だろう、まったく思い出せないほどに昔であることは分かる。ほとんど一方通行の中で、このようにしてリアクションがあることはとても有難いことである。

 さて、スターを付けてくれた方を、そのブログにある名前を取って、「ヒロさん」と勝手ながら呼ぶとしよう。

 これもまた勝手であるが、ヒロさんの記事、過去は過去としてあることを認め、今を大切に楽しく生きている印象を受けた。人生の経験、最近ふと思うことなのだが、やはり、年数には敵わないものがある。

 たとえ、いくら苦労せずとも、他人に迷惑をかけていたとしても、生きた年数はそれだけで見えない重みを感じる気がする。それは、上述した「人生の経験」が、どれだけ浅く薄く見受けられたとしてもである。あまり思想的な面を強調するのは憚られるが、ここは一筆しておく。

 自分にはできないことをした人は評価する。評価というのは「良い」評価のことである。そのうえで、その行いが正しいか否かを判断すべきであろう。例えば、例えば、どうだろうか。この例えは極端すぎるため、やめておくことにしよう。

 今回は、思いがけないスターのおかげて、いつもより長文になった。もろくも確かにあると感じる繋がり、大事にするべきである。