読まれない文字はどこ

第8講 H-1

 なんというかこの、進まない感じ、変化しない感じ。それすらも、受け入れているのか拒否しているのか、分からない。何が何なのか。誰も読まない文章を書いていても、仕方ないであろう。この感覚を、この思考を、どう文章化すればよいのか、どのように書けば読み手に伝わるのか、分からない。そもそも、読み手は存在しないのである。ならば、なぜ伝わるのであろうか。

○記録(7月3日ー7日)

4日 ▼8,500円

5日 △7,500円

5日 △3,000円

週間結果 △2,000円   今月の合計 △2,000円

保有株式数 銘柄数1、株数500、損益合計▼12,000円

○評価

 含み益を考慮すれば、今月の合計は損失である。なぜだ、いつから狂ったのであろうか。現状を変える手立てはあるのだろうか。何を見れば、何を考えれば、何を為せばよいのであろう。これは、株式投資に限った話ではない。

 現状の生活。本文は大学生であるが、これすらも最近は疑問である。なぜ、大学生として存在しているのであろうか。なぜ、今の生活があるのだろうか。そもそも、生活とは何か、存在は存在しているのか。こうして、無駄に言葉を並べて何になるのであろうか。

 普段は、一文一文をかなり考えて、時間を使って書いているのだが、今回は思うことをほとんどそのままに文章にしている。でも、そうであっても何にもならない。むしろ、何にもならないと錯覚しているのかもしれない。

 垂れるのはここまでにしよう。次の小さな機会に少しばかりの期待をする。