神は見えないからこそ神である

第1講 S-4

 多くの「人間」は、神は「人間」より上の存在であると認識している。前回の最後にこのように記した。神の存在は認識しつつも、その形を知ることができない。正確には、できているのかもしれないが、きっとそれでは神でない。神の形は、前回、明らかにした「人間」の形と、加えて「見えない」形の2つがある。「見えない」形は見えないからこそ価値があり、不思議な体験や理解できないことが起こると、それは神の仕業だと感じるのである。もし、神を見ることができれば、そうは感じないだろう。逆説的に、見えないからこそ神を感じるのである。

 話が逸れてしまったが、以上で「人と人間の違い」の説明を終える。まとまりが悪く、理解の及ばない文章であるが、どうか容赦願いたい。(そもそも、読み手がいないに等しいため、この一文は不要だ。)

 

 本来ならば、次に「作ったものと与えれたものの線引き」を明らかにすべきなのだが、閑話とする。

 

遅々として静謐

 思うことは多々ある。しかし、なかなか文章が進まないのが実情だ。なぜか。それは、1つに文章作成能力が低いこと、1つに週一回の記事に600字の制限を設けていることである。これについて、後者は前者を原因として設定したため、前者に根本原因があるといえる。だからどうする、ということも全く考えていないが、実情がこうである、ということだけ記しておく。