少し毛色を変えた季節

第4講 S-1

 平行は交わらない。交わらない直線は並行である。平行は時として平衡と換言される。平衡はバランスがとれている。バランスがとれている状態を平衡という。

 今週は売買をすることなく終えた。これは平行であり平衡であると感じる。なぜ、このように感じるのかは分からないが、「へいこう」は進んでいるようで進んでいないような気がする。

○記録(10月3日-7日)

保有株式時価総額 946,400円

損益 ▼54,500円

○評価

 先週に述べた通り、損益確定がマイナス188,000円あるため、数万円程度の損失などは何とも思わなくなってしまった。これをどう捉えるべきなのか、考えものである。今の状況に言えることは、耐えろ、ということだ。もはやどうにでもなれ的な気持ちもあるが、やはり、やっているからにはそれなりに成果を出す必要がある。できる限り考えを廻らせて、行動は素早く大胆に行う。このメリハリをもって取り組みたい。

 

ナンバリング

 昨年から、講のあとにナンバリングをしてきた。今回でいえば、「S-1」がそれにあたる。しかし、これが何を示しているのかについては、一切表にすることなく過ごしてきた。今回はこれについて書こう。

 散々表にしなかったわりには、大した内容ではない。一言で済ますと、「トランプ」である。言わずもがな、トランプにはスートと呼ばれる絵柄のマークがジョーカーを除くカードにはある。スペード、クラブ、ダイヤ、ハートの4つだ。そしてこの4つの頭文字は、それぞれ順に、S、C、D、Hである。加えてこの4つには季節があるらしい。それぞれ順に、冬、春、夏、秋である。まとめると、スペード・S・冬、クラブ・C・春、ダイヤ・D・夏、ハート・H・秋、となる。

 もう分かると思うが、10月を冬の初めとして、それぞれ3か月ずつをトランプのスートによって表していたのだ。ちなみに、上記の説明で冬が先に来たのは、記事において冬が最初だったからである。確認すればより詳しく分かると思うが、それぞれのスートはハイフン以降の数字が13までで次のスートに変わっている。当然だ。トランプは1つのスートは13枚で構成されているのだから。

 長々と書いてしまったが、これが一年間伏せてきたナンバリングの内容である。もはや自虐にするのも憚られるが、この記事を読む人はいないに等しい。しかし、何としてでも書き続けることを自分自身に約束する。