小さな変化が絶えない

第2講 D-10

 何から話そうか迷うが、とりあえず記録を済ませておく。

○記録(6月6日-10日)

6日 情報・通信 1,995円 100株 売 (199,500円)△10,000円

6日 小売業 1,525円 100株 買 (152,500円)

7日 卸売業 1,935円 100株 買 (193,500円)

 

 前回の『○評価』において、売買についての指南を示した。これが大方の「目的」と「理由」になるため、個別にこの内容を示すことはしないでおく。加えて、この先も特段の事象がない限り「目的」と「理由」を書くことはない。現状としては、「目的」が配当・株主優待で中長期に保有することを想定した場合のみ記すことになるだろう。

 

○評価

 前回のサービス業の買いが売れずに損益の状態で残っている。やはり、「予想の明確な株価はない」という曖昧な判断が一因といえると思う。今週は一時を除いて損益として存在し、買ったときの株価に戻ったタイミングで売るか考えたが、しなかった。こちらについても、理由がないのが課題点である。

 6日に売った情報・通信の株価は、議論の余地がない。ある程度、思った通りに事が運んだと結論する。

 7日に買った卸売業については一時期、前回の指南で示した5,000円以上の利益になったのだが、売らずに残した。なぜか。まだ上がると推定したからだ。これの吉凶はともかく、決めたようにできないのは考えものだ。しかし、ここで反駁をしたい。大事なのはその時の情報である。単純に、金額だけで判断するのは甘いのではないだろうか。書いた数日後にそれが砕かれるのは頂けないが、どうしてもこのように思考したのである。

 総論する。今週金曜日は、ほとんどの指数が下落し、業種別の指標でもすべての業種が下落した。原因は世界経済にあるのだろうが、その詳しいことについては知らない。企業のみでなく、指数ではどう変化しているのか、世界的な或いは国内の政治と経済に関する大きなニュースは何か、このような多角的な視点が求められるのだと思う。

スタイル

 株式投資には様々なスタイルがあるらしい。短期と中長期に大別されるが、短期に焦点を当てよう。一日、数日、一週間から二週間、二週間以上、一か月以上。あまり、不要な情報は入れたくないので、これ以上は詳しく記さないでおく。何が言いたいのか。それは、二週間までの売買をメインに置きたい、ということである。