損益と損切に向き合う

第2講 D-11

 先週木曜日からの株価続落によって、損失が大きくなっている。先週にも記したが、これの詳細については知り得ない。調べればよいのだが、それができなかった。ただ、損失が大きくなっていることは分かる。ほとんどの指数で、先週木曜日から下落が続き、日経平均株価も大きく落ち込んでいる。この状況はもはや、保有している株価が下がるのは当然と言えよう。

 つまりは、株価の選び方が良くなかったとの見方は誤りではないだろう。しかし、損切ができていないことは明確になった。否、そもそも損切の基準を設けていなかったのだ。加えて、先週に取り上げた決定事項をすぐさま変更するという考え方は、再考して良くないと結論付けた。

 この一週間は、売買を一度もしなかった。理由は上述した通りだ。振り返ると、損切ができない、利益がないことがその理由だ。では、保有株式はどれほど落ち込んでいるのか。確認したいところだが、諸事情で不可能なため、記憶を頼りに記す。

○記録(6月13日-17日)

保有株式時価総額 540,000円

利益 ▼50,000円

 

 これが現状である。これは概算であって実際とは異なるが、言葉通り概ねこんな数値だ。投資総額がおよそ590,000円、損失がおよそ50,000円ある。これを利益にするというよりも、損失をなくすためにはどうするかを考える方が良いだろう。

○猛省

 度々記したが、損切である。いくら損益であっても売ってしまい、株価が上がりそうなものを買う方が良い。だがここで、買う目安がゴールデンクロスしかないというのは、大きな弱点となるだろう。損切の基準も必要だが、買う基準も必要である。

 これをどうするかについては、考えるしかない。今回では結論を下せない題材だ。

 

経験値

 株価続落の日々は、むしろよい経験となったであろう。初心者でなんとなく大きな利益を出して、なんとなくそれが続いたら、なんとなくこのままでいいなと思ってしまったかもしれない。

 だいたい人間は、鬼気迫るときに解決策を見出すし、いつもならできないような行動をする。これが吉凶、どちらになるかは分からない。しかし、危機だからこそ為せることがあるのだ。これが何かも分からないが、今が、来週がその時であることは分かる。

 

 今回も内容が薄くなった感はあるが、売買をしなければ、とくに損切をしなければならないことがはっきりした。来週の改善を期待する。