思考停止になり得る考

第4講 S-6

 今週もなかなかに厳しい一週間であったが、昨日は市場全体として上昇したことにより、保有している株式もおおむね上昇した。もはや常套句になりつつあるが、今週も売買はしなかった。

○記録(11月7日-11日)

保有株式時価総額 986,200円

損益 △24,700円

○評価

 これをどのように評価すればよいのであろうか。無駄に言葉を並べているだけにはならないであろうか。最も厳しいことは、こうして何を記すべきか考え、それをこうして文章にしていることなのではないか。いくつもの疑問が浮かぶが、これらは株式投資による疑問ではなく、記事を書き、投稿することに関する疑問である。

 さて、損益がプラスとなった。はじめに記した通り、市場全体が上昇したことによるプラスだ。事実、木曜日の終値ではマイナスを維持した状態であったし、市場の営業時間中に保有している銘柄に何かニュースがあったわけでもない。この表現には含みがある。

 今回、はじめて決算跨ぎを故意に行った。以前に決算跨ぎをしたことがあるかもしれないため、このように書いておく。しかし、そのときは確かに意図していなかったし、そもそもそのようなシステムを理解していなかった。その点、今回については故意、つまり、敢えて行ったのだ。

 決算自体は悪くないであろう。一方で、月曜日に不安材料が残るのも実情である。今から何かできるわけでもなく、今からではどうしようもないのだ。だから、待つしかない。

 株式投資では何が起こるのか、これが予測の範囲外にあるのだとつくづく思わされる。さらに、資金力がものを言うのだとも思う。ならば、ここに知で立ち向かうのは一つの有効な手段であろう。考えること。以前から、再三言っているし、呪文の如く自己の脳内に訴えられている。考えること。ここまでくると、言葉すらも不要だ。とかく、考えること。