今年最大の危機にある

第4講 S-12

 無感情で看過することができるだろうか。厳しい、思わず無感情になる。しかし、看過することはできないのだ。なぜなら、視界にそれがあるから。見ずとも見える、どうしても見えてしまう。よく分からない言説はここまでにして、記録をしよう。

○記録(12月19日-23日)

23日 情報・通信 2,600円 100株 売 (260,000円)▼95,000円

23日 不動産業 1,100円 100株 買 (110,000円)

○評価

 言語表現が苦しくなる。だから、数字を用いることでこの苦しみを軽減させてみよう。資金は120万円である。現在の総損益と保有株式の損益を合計すると、80万円である。つまり、マイナス40万円だ。つまり、三分の一の資金を減らした。なぜこうなったのか。考えるまでも問うまでもなく、これは自己にある。自己の心情にある、内面にある。

 今年の終わりに、一銘柄を除いてすべての銘柄は売る。これは決定事項だ。そのため、保有株式にどれだけ損益を出していようと、強制で売りを実行する。さて、どうなるか。いや、「どうなるか」などと、他人事のように客観視していては駄目だ。これは自分自身のことである。紛うことなく、資金は減少し、当初の予定と大きく乖離している。現状を見よ、現状を受けとめよ、現状から考え、実行せよ。

 あと一週間。生死が掛かっていると言うのは大げさかもしれないが、それほどの事態であることは自覚する。再度いうが、実行だ、実行せよ。