再び課題と時間の経過

第10講 S-1 3年目にして「第10講」までになった。今まで書いてきたことを大まかに確認すると、はじめは「言葉と言語」の議論をおこない、つぎに「株式投資」の記録をするよになった。現在は、停滞期のような間隙のような傾向で、つらつらと、ではなく、だら…

課題と余談と月末の今

第9講 H-13 課題は様々ある。大別すると、誰かから与えられた課題と自ら生み出した課題の2つがあろう。現状、前者の課題が大きく圧し掛かっている。 すなわち、誰か、人や機関、つまりは、先生や大学から与えられた課題があるのだ。こうして、多少の思考を…

気づけば3年目に入る

第9講 H-12 例えば、「今がある」と錯覚するように現状を見つめている。今も現状も似たような言葉ではあるが、両者には明確な違いがある。それは、時間か状態かである。今というのは時間としての地点を指している。一方で、現状はその今の時点の状態を指し…

人は受け身に流される

第9講 H-11 人は受け身に流される。つまり、何かを生産するよりも消費する方に進んでしまうのだ。なぜなら、楽だから、考えなくてよいから。そのようにして、コンテンツの場合は、生産量を圧倒的に上回る消費がなされているのだろう。コンテンツというのは…

飽和状態の現代社会に

第9講 H-10 いつの日からか、この『常自語』は株式投資の記録ではなくなっている。それはなぜか。一つには、停滞があるだろう。株式投資の結果が芳しくない、その上で、芳しくないことから目をそらし、逃げようとしている。もはや、逃げている。もう一つの…

存在は視認からなのか

第9講 H-9 文章を書くこと、これが仕事の人もいれば趣味の人もいる。世の中は言葉に溢れ、言葉は文章となる。『常自語』は今月で3年目に入るのだが、いままで書いてきた文章はどれほど読まれたであろうか。シュレディンガーの猫のように、観測されなければ…

音のある静寂をもって

第9講 H-8 今回は、なんというのか、失念ではない。失っていたのは気力である。 時間もないため、一言で済まそう。 音のある静寂をもって、今回とする。

進めなくとも退歩せず

第9講 H-7 またしても失念していた。つまり、これはそれほど重要ではない、もはや少しも重要ではないということの表れなのだろうか。最近は、忙しくないはずなのに忙しいふうを装って、何もないはずなのに何かあることを装っている。 もともと何もなかった…

例えば今があるように

第9講 H-6 本来であれば、昨日に書いて投稿すべきだったが、完全に失念していた。たとえ失念していても、それによって困る人は一人もいないのだから、どうなろうがどうでもよいのかもしれない。しかし、本人にとっては、考え直すべき事案である。なぜなら、…

たまには呟いてみたい

第8講 H-5 そうか、そうだったのか。 彼は一言、つぶやいた。昭和の一時代に起こった、無気力・無関心・無責任の三無主義は、まさに自分のことを、自分の理想にかなり近いことを示していたのだ。自分の発想など、そのほとんどは古人がすでに見つけている。…

どうこうしようという

第8講 H-4 今月もあとわずかになった。 なんだろうか、変化はしている、だが、成長はしていない、この感覚。消費にばかり時間を費やし、生産することを、生産する努力をしていない現状。生きる以上に、生きることが大変なのである。とりあえず、いつも通り…

修飾は想像を制限する

第8講 H-3 本来的には何もないのだが、現在、いくつかの問題を抱えている。これを解決すべきか否かは分からない。またも「分からない」で片づけてしまうのは、いよいよ語彙力とか思考力とか以前に、やる気があるのかを疑うべきであろう。何か事を為すには、…

少しばかり深みを出す

第8講 H-2 時間はどこから来ているのだろう。これを考えると、如何に人間が創造しているのかが分かる、つまり、本来的には何もなかった状態から、言葉を生み出し、無きものに名称を与え、有るものへと変化させた。概念を生み出した。人間、恐るべし。 ここ…

読まれない文字はどこ

第8講 H-1 なんというかこの、進まない感じ、変化しない感じ。それすらも、受け入れているのか拒否しているのか、分からない。何が何なのか。誰も読まない文章を書いていても、仕方ないであろう。この感覚を、この思考を、どう文章化すればよいのか、どのよ…

ありきたりを写し取る

第8講 D-13 最近、自問した。何を欲しているのか。答え。自力で稼ぐ力を欲している。つまり、お金や金銭が必要なのではなく、それを得られる力が必要なのである。結果として、お金や金銭を得ることになるのだが、これは付加価値あるいは副産物と言えよう。 …

あるようでなくもなく

第8講 D-12 先に終わりの話をすると、今月の投稿は今回が最後になるであろう。日が経つのは本当に早い。「日が経つ」、なぜか「日経」と表現したくなるワードであった。とにかく、そんな日々であっても動くことが前提なのだ。止まることが許されていないわ…

言うは易く行うは難し

第8講 D-11 あらゆる指標が上昇している、続伸している。その波にいまいち乗れていない。短期すぎるのか、短期的で余計な動きが多いのかもしれない。大抵なすべきことは同じである。状況分析から改善をして、実行する。言うは易く行うは難し。 ○記録(6月1…

日常がありありとある

第8講 D-10 物事はそう易々と上手くいくものではない。こんなこと実感する以前に分かることであるが、実感すればなおのことだ。簡単ではつまらないだろうし、難解すぎると手を付けられなくなる。おそらく、このバランスが大事なのだ。自分にとって何がバラ…

良い時ほど警戒すべき

第8講 D-9 市場は活況である、活況だと思う、活況だと感じる。徐々に断定から推量に変わっているが、活況であることは疑いないであろう。ただし、だからといって利益が得られるわけではないのだ。全体と部分は違うため、全体が良くても部分が良いとは限らな…

2年目に入る時に思う

第8講 D-8 昨年の今月25日、はじめて株を買った。あの日から一年が経つ。 いま思えば、いま振り返ると、などと回顧をしてもよいのだが、それよりも先のことを見た方がよいと考える。たしかに、多くを学ぶ一年間であったし、上手くいかないことが多い一年間…

時々に曖昧な上昇下降

第7講 D-7 特に書くことがない。言葉を紡ぐ者としてこのような発言はあまりよろしくないのだろうが、無駄に何かを生産することほど無意味なことはない。つまり、発言もできるだけ少なくあるべきなのだ。変な言い回しに聞こえるかもしれないが、言わんとして…

正負の感情は蔓延する

第7講 D-5 D-6 失態。先週、何をしていたのか。もう何が何だか分からない。分からないことだらけである。先々週に失態をしたばかりではないか。気の緩みなどではないだろう。このようなことを感情に訴えても無駄である。 ○記録(5月1日-5日、3日は憲法…

過去にない失態を一つ

第6講 D-4 もはや特に言うことはない。今回から売買の回数は記録しないことにする。 ○記録(4月24日-28日) 24日 ▼36,000円 26日 ▼7,000円 週間結果 ▼43,000円 今年の合計 ▼210,200円 保有株式 銘柄数1、株数400、損益合計非開示 ○評価 増えるばかりの損…

雑ではなく簡潔である

第6講 D-3 目的は何だ。なぜ、何かをしているのか。いよいよ分からない、分からなくなっている。なぜ何かをしているのか。なぜ、なぜと問うているのか。ありとあらゆるあるが、もはや何であるのかすら分からない。 ○記録(4月17日-21日) 18日 ▼49,500円 …

自然の在り方を見つめ

第6講 D-2 気楽にいこう。別に陽気であれとは言わないし、明るく振舞う必要もない。ただ、今に安住すること、少し先のことに思いをはせること。この思いの中で楽しみもあれば不安もある。それでも、結果としては楽しくできる、気楽にできると考えること。も…

部分と全体は関係する

第6講 D-1 「D」ダイヤになった。トランプでいうところのダイヤは夏を表しているらしい。旧暦で1月を新春と呼ぶ日本では、4月は早くも夏を予感させるのだろう。しかし、現在の暦や四季からは多少のずれがあることは注意事項である。 今週も売買をすること…

形容しがたい日々の中

第6講 C-13 自力で講を改めることができなかった。新年度という時間の流れによって、今回から『第6講』となる。講が新しくなっても今まで通りの内容を取り、一週間を振り返りながら文字を連ねていく。 先に結論を出すと今週も売買をしなかった。 ○記録(3…

あるのはあるいはある

第5講 C-12 先週の大敗から一週間。何を感じ何を思い、そしてどのような行動をしたのか。このそれぞれを語ることは、生きることを語ることに等しい。つまり、お金を得るとは生活の基本とされる衣食住を全うすることであり、株式投資で損益を生み出し、結果…

生きるとは多難である

第5講 C-11 先週の上昇調子から一転、月曜日と火曜日の2日間で、先週の利益をすべて失い、またも大きな損失を抱えることになってしまった。原因はさまざまあるが、その最たるものは認識の甘さである。簡単に利益が得られるわけではない、いつも上手くいく…

これらを必然にすべく

第5講 C-10 日計に特化した。結果としては上手くいった。では、なぜ上手くいったのか。これを必然にするためにはどうすれば良いのか。「○評価」ではこの辺りを詳しく考えたい。 ○記録(3月6日-10日) 6日 △22,000円 (買1、売1) 7日 △30,000円 (買3…